腰痛等の筋肉のコリは鍼以外では取れない

健康

これは私の腰痛を治すためにいろいろな整体や鍼灸院に行った話です。

2021年頃に腰回りがジワジワと痛むような感覚が発症。とりあえず、KYT(ken yamamoto technique)
というのが効くという情報を得たのでそれをやっている千葉県の稲毛あたりの整体に。

2~3回位で収まる。


しかしながら自分で触診して腰回りの固い感覚が残っている。


近くの鍼灸院に行くが、効果はあまり感じられない。

その後いろいろと回って、2022年頃に秋葉原のトリガーポイントの鍼灸院に行く。

ここで初めて鍼治療で強力な響き
というモノを感じる。

腰を刺して貰ったときに、コリが固すぎて鍼が入らないと言われた。

筋肉が凝り固まると金属を通さなくなるという事を初めて知った。
さらに今までの浅いところまでしか刺さない鍼と違って、ここの鍼は深く刺す。
硬すぎる筋肉に当たった時は鍼が振動している様な感覚があった。

しかし6回ほど通ってもこのコリを鍼が貫けないので違う所を探した。
そこで見つけたのが北京堂である。

本院は遠いので、千葉県内にある弟子の所に行った。
そこでの鍼は、秋葉原の鍼灸院では固くて鍼が通らないといわれた所を
ことごとく貫き通す。

これまでの中で一番響きが強く、思わず「うおっ」と声を上げたくなるような
響きであった。
6、7回程通って響きも少なくなったので、一旦治療を止める。

しかしながら、腰周辺のジワジワした感じが再発する。

地元周辺で行ったことが無い鍼灸院に何件か行くが、響きがほとんどなく、
これで治療するのは無理だろうと思えるレベルであった。
特にお灸だけの所は時間の無駄であった。

仕方が無いのでとうとう北京堂の本院に行くことにした。

そこで腰回りを打ってもらったのだが、ものすごく響く。特に股関節が
打ち終わってから数日間も響きが残っていた。これはすさまじい。

さらに2回目以降の時に、股関節が固くて通常の鍼が入らないため特殊鍼
を使った治療が行われた。また、右側の大腿骨頭が崩れている(壊死)していることも判明。
なぜそれが分かるのかと言えば、鍼を入れて大腿骨頭が正常であれば骨に当たって一定の深さで止まる。しかし崩れていると本来止まるはずの深さ以上に鍼が深く入っていくからである。

そしてなんと大腿骨頭壊死は鍼で治療できるのである。
なぜ大腿骨頭壊死が治ったかどうかわかるといえば、鍼が大腿骨頭に当たって一定の深さで止まるからである。

大腿骨頭壊死の治療と言えば人口股関節ぐらいなものである。知らないというのは恐ろしい。

しかしながら鍼で治療できる人が少ないらしい。


現在でも治療を続けていて、ジワジワするという感覚は消えているが、やはり
股関節に鍼を入れた時の感触は硬いため、コリはまだ取り切れていない。

なお、治療は今までの鍼灸院とは比べ物にならないほど痛みが強い。
痛みのキツさでいうと、太もも>腸骨筋>足裏>股関節 
である。

私は治療に通える場所に住んでいるので良い方だが、問題なのは治療できる鍼灸院が少ないことだ。

なぜ治療できる鍼灸院が少ないのか

それは鍼灸学校では治療のための技術をやらないからである。
教えるのは資格取得に必要なこと。

鍼治療を受けたが、あまり効果が感じられなかったというのは、学校で
治療のための技術を教えていないからである。

効果が無ければ患者が来なくなるので飯が食えなくなり廃業するか、
あるいはどこかの治療院に雇ってもらうしかなくなるのである。

刃鍼や小針刀の事も学校では習わないかと思われる。
(講師で使っている人が教えることもあるが稀)

よって治療できる技術を持つには自分で開発するか、あるいは治療の技術を持っている所に
弟子入りして修行するしかないのである。

流派で見分ける コリに効く鍼灸院

ここではコリに効くと思われる流派の一覧を置いていく。
・トリガーポイント
・北京堂
・掃骨鍼法
である。掃骨鍼法に関しては行ったことは無いが、
youtubeで刃鍼と検索すると掃骨鍼法の長浜治療院の動画が出てくる。

刃針を使った最強度の外科的治療です。


高い技術を持っていると思われる。

腸骨筋の治療に見えるが、大腰筋の治療である。

病院ではなぜ異常なしと言われるのか?

さて、最後に肩こりや腰痛になって病院にいって検査したけど異常なしと言われることがあります。
なぜそうなのかと言えば、コリは病気ではないからです。

病気ではないならそれは医者の仕事の対象外であり、
それを治療するのが鍼灸師の仕事になるかと思います。

なお、湿布や痛み止めは対処療法であって根本的な解決にはなりません。




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