良い農地とは?農地と海抜と腐植について

新規就農

どうもYakanです。

良い農地というのは何か?について聞かれたら
・畑の排水性が良い
・土が団粒構造になっている

この2点になると思います。

畑の排水性について

畑の排水性が良いかどうかは
①海抜20m以上
②近くに川がある
③周りの道路よりも畑が高い

この3つだと思います。

1つ目の海抜20m以上についですが、
20m未満だと縄文時代は海だった場所になるからです。

floodmapというサイトで海抜を20mに設定すると、
縄文海進と呼ばれる縄文時代の日本の地図にほぼ当てはまります。





画像引用:http://flood.firetree.net/


陸地でも青くなっているところは縄文時代は海だったところになります。

これが何を意味するのかというと、海抜20m以下のところは元々海だったので
水害になりやすい地域、つまり排水性が悪い(水が溜まりやすい)ということになります。

2つ目の「近くに川がある」については、畑から排水された水の
行き先が必要だからです。

千葉県にある八街市は海抜20m以上の地域が多くありますが、
周囲に川が無いため排水性が悪いです。

3つ目の周りの道路よりも畑が高いについては、
言葉の通りです。水は高いところから低いところに流れるので、
周囲の道路よりも高ければ畑に降り注いだ水は道路に流れていきます。
高さは50㎝位高ければいいと思います。

土が団粒構造になっているについて

これは一度土を採取して土壌分析を行って
腐植が5%程あれば団粒構造になっています。

なぜかというと、腐食が5%程になると孔隙率が60%以上になり
団粒構造になるからです。

腐植を腐植酸資材で増やすこともできますが、
面積10a,深さ10㎝までの腐植を1%上げたい場合は
腐植が2トン必要となり、お金も掛かります。

なのでなるべく腐植が多いところを選んだ方が使良いです。

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