私は作業をする前は必ず顔と首回りと腕周りに日焼け止めをして、
帽子+フェイスマスクを着用して日焼け対策をしています。
たまに半袖で作業をしている人を見かけると、なんで日焼け
を防ごうとしないのだろう?と結構疑問に思うこともあります。
太陽光(日光)を浴びるのは良いこともありますが、それはあくまで適切な時間内の事であり、
外に行って強い日差しを長時間浴びる事はデメリットが多いと考えています。
では、太陽光にはどんなデメリットがあるのかについてみていきましょう。
太陽光の皮膚への影響について
まずは太陽光による皮膚への影響について3つほど紹介していきたいと思います。
①光老化
光老化というのは、加齢による老化とはことなり、幼い時から浴びてきた太陽光線の量が
関係します。浴びてきた量が多ければ多いほど、しわやしみ、たるみが現れ始め、
皮膚がんが生じることもあるといわれています。
例として有名なトラックドライバーの方の写真を見てみましょう。
<画像引用: http://karapaia.com/archives/52102439.html >
この方は28年間、アメリカで左ハンドルのトラックでドライバーをしていたそうですが、
左側の窓から差し込んでくる日光にさらされていたため、顔の左側の老化が
進んだそうです。これがいわゆる光老化になります。
②光免疫抑制
太陽光の中には紫外線がありますが、人体の免疫に関係する多くの細胞が
紫外線を浴びると免疫機能が抑えられてしまいます。このことを光免疫抑制といいます。
この免疫機能が抑えられてしまうと、皮膚内に癌細胞が生まれた時に、
異物であると認識してことができずに、がん細胞を増やしてしまうと言われています。
<参考元: https://www.dermatol.or.jp/qa/qa2/q09.html >
③光線過敏症
光線過敏症というのは、別名日光アレルギーとも呼ばれています。
一般的には日光に露出していた箇所の皮膚に痒みを伴う発疹が出来たりする
のが特徴とされています。
<参考元: https://www.msdmanuals.com/ja-jp/%E3%83%9B%E3%83%BC%E3%83%A0/17-%E7%9A%AE%E8%86%9A%E3%81%AE%E7%97%85%E6%B0%97/%E6%97%A5%E5%85%89%E3%81%A8%E7%9A%AE%E8%86%9A%E9%9A%9C%E5%AE%B3/%E5%85%89%E7%B7%9A%E9%81%8E%E6%95%8F%E5%8F%8D%E5%BF%9C >
太陽光 による眼への影響について
じつは太陽光は皮膚だけではなく、目にも影響を及ぼします。
ここでは2つほど取り上げてみたいと思います。
① 角膜炎
角膜に炎症が生じる事を角膜炎と言います。
太陽光に含まれている紫外線で特に強い紫外線を長時間に渡って浴びると
眼の角膜の細胞にダメージを与え、炎症を起こす、つまり
角膜炎を引き起こします。
<参考元: http://www.e-glasses.jp/contents/hikari_uv.html >
②白内障
白内障というのは、目の水晶体が濁ることにより起こる疾患です。
原因の殆どが加齢によるものとされてきましたが、太陽光の中の紫外線が
目の水晶体の濁りを促進させ、白内障の発症を早めさせていると言われています。
<参考元: https://www.tyojyu.or.jp/net/byouki/hakunaishou/genin.html >
<参考元: http://www.e-glasses.jp/contents/hikari_uv.html >
結論:日焼け対策は長生きするための手段
太陽光によりどういったデメリットが出るのかを考えたら、日焼け対策は絶対にやった方が
良いと言えるでしょう。また、日焼け対策をすることによりこれらの病状を抑えられることが
できたら、病気になりにくい=長生きできることにつながるのではないかと思います。
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