農業機械の部品作りのために工作機械は買った方が良いのか?

農業機械

農業機械を整備していると、ここの部品がもう少し長ければ使いやすとか、
部品を注文するなら自分で作った方が安いのでは?と思うことがあります。

ではそのために工作機械は買った方が良いのか?といわれると、
答えは「買わない方が良い」です。
その理由について述べていきたいと思います。

場所を取る上に重い

機械の部品の制作となると、そこそこの大きさの工作機械が必要となります。
となると、保管する場所が必要となります。
更に保管場所があっても床がコンクリートでなければ
沈む危険性があります。

また、旋盤の場合は見た目以上に重量があるため
一人で運搬するのは無理ゲーです。

安くない

国産の工作機械はとてもじゃありませんが、
仕事として部品の製造・整備をしないのであれば、
特注してくれる会社に受注したほうがはるかに安く済みます。

よくアマゾンやヤフオクとかに10万円以下の卓上旋盤やフライス盤がありますが、
あれは中国産のもので精度がかなり低いです。仕事で工作機械を使っている方から見たら
使い物にならないレベルです。

技術が必要

コンクリートの床の十分な広さのガレージがあってお金もあれば
購入しても良いかというと、そうでもありません。

なぜなら、工作機械があっても、その部品を作るための技術が必要だからです。
また、作りたい部品を作れるようになるまでの時間的なコストも発生します。

1個の部品を作るのに1週間かかる可能性もあります。

であれば技術とノウハウを持っている企業に依頼をして作ってもらった方が
はるかにコストパフォーマンスは良いと言えるでしょう。

それでも欲しい・・・という場合

デメリットがあるのはわかっているけれど、やっぱりほしい…
という方もいらっしゃるとは思います。
そして出来れば金額も少し抑えたいという人に向いているのは、

ヤフオクで中古品(国産品)を購入するのが一番だと思います。

その他の手段としては、中国産の工作機械を国内整備・出荷している
・寿貿易
・旋盤市場
・東洋アソシエイツ
で販売されているものを購入するという手段もあります。

中国産の工作機械をそのまま販売しているものを購入した場合、壊れたら鉄くず行き
ですが、国内整備をしている会社であればアフターサービスもしてくれているようです。











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