農業において安定した収量を取るためには防除が不可欠だと思います。
しかしどのタイミングで防除するかは人によってちがったりします。
殺虫剤を散布する場合は成虫には効きにくい場合があります。
特に何度も同じ殺虫剤を散布すると耐性が付いてくる虫が出てきたりするので
違う系統の殺虫剤をローテーションで使う必要があるので、農薬代も
結構かかることになります。
殺虫・殺菌剤含めできれば散布回数を少なくして収穫までもっていきたい、
という方には月齢に合わせた防除方法があります。
害虫の防除のタイミング
孵化したばかりの幼虫に対して殺虫剤を散布した場合、防除効果は高いといわれています。
まあ、生まれたばかりなのでそういわれればそうですよね。
ではいつ撒けば孵化したばかりの幼虫を狙えるのか?というと、それは
大潮の時です。
害虫は大潮の時に大量に発生するため、大潮の最後の日あたりに防除するのが
効果が高いと言われています。
<参考元: http://tsukigoyomi.jp/2013/agri06.html >
<参考元: http://lib.ruralnet.or.jp/genno/yougo/gy123.html >
病気の防除のタイミング
病気の防除のタイミングは、新月の後です。
新月になると植物は栄養成長に傾いていきます。
そうすると病気になりやすくなるため、新月の後に防除するのが良いとされています。
新月は大潮なので、殺菌剤と殺虫剤を混用して使う場合は新月以降の大潮の時期が
適切ともいえるでしょう。
<参考元: http://www.tsuboi-hc.co.jp/moon.html >
注意!月齢に合わせればあとは何もしなくていいというわけではない
月齢に合わせた防除は確かに効率的で農薬量を減らすための1つの手段ですが、
植物を相手にしているので必ず観察は忘れないようにしましょう。
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