ブルーベリーファームおかざきがなぜ60日で売り上げ2000万円を達成できたのかを考察。

農業

農業の成功者について調べたりすると、必ずといっていいほど、ブルーベリーファームおかざきの
オーナーである畔柳 茂樹さんが目に写りますよね。

しかも2000万円という売上が60日間でそれ以外のシーズンはほぼ週休5日
運営している所がすごいところです。

今までの農業経営の常識を覆す経営方法ですが、なぜこのように多くの休みが取れて
なおかつ売り上げも大きくすることができるのでしょうか?
少し考察していきたいと思います。

①潅水や肥料等をすべて自動化している。

水耕栽培をしている方にはお馴染みである、潅水と肥料(液肥)の調整を自動化しています。
PHの状態もコンピューターでチェックしているので、常に作物にとって最適な「土壌」
を提供していることになります。
人力でこれらの作業をやると時間もかかりますし何より
人件費がかかってしまいます。

② 手間のかかる収穫調整作業を顧客がやっている

農業において一番手間なのは、収穫とそのあとの調整作業
(選別して箱に詰める作業等)です。
従業員を雇って調整作業をする場合は当然ながら従業員に給与を支払わなければなりません。

しかし果物狩り等の顧客が収穫して食べるようなビジネスモデルは
お金を払ってくれて収穫調整作業をしてくれているというような
一石二鳥の状況が生まれます。

従業員ではないので人件費も発生しません。
従業員が100人いたら100人分のコストが発生しますが、
果物狩りに来た顧客が100人いれば、100人分の果物狩りの
料金を受け取るだけになります。

③常時雇用者がいない

ブルーベリーファームおかざきでは、パートやスタッフの方はいるようですが、
常時雇用されている方はいないようです。

考えてみればわかることなのですが、60日間の開園期間中は繁忙期なので
スタッフの方やパートの方は必要となりますが、
それ以外の期間はほぼ週休5日ということなので、
常時雇用者は不要となるわけです。

人手が必要な時は人を雇い人手が不要な時は雇わないという
スタイルは最も人件費がかからない方法の1つとも言えますね。

④ 農園内で直販している

成功している農業者の共通点の代名詞ともいえるのが、この「直販」です。
スーパーなどで売られている作物の内、生産者に入ってくるのは
小売価格の3~4割程度です。

しかし直販をすることで 中間業者を通さず直接消費者に売ることができるため、
売上が倍以上になります。

⑤毎日ブログを更新している

農家の方でもホームページを持っている人はいますが、「毎日」 情報を発信している方は
少ないのではないのでしょうか?たまにブログ更新の日付が去年だったり2年前以上だったり
する方を見かけます。
しかし、 畔柳さんは毎日ブログを更新して一定の読者、つまり顧客の獲得に成功しているのです。

投稿記事数は3000本以上。継続は力なりですが、
情報発信も継続できる人が成功する人の特徴の一つだと考えられます。


以上がブルーベリーファームおかざきが成功したことについての考察になります。
休日を多くするためのヒントがゴロゴロ転がっているなあと思いました。

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